片想い×片想い
病院で俺とるいは待合室で待機していた。



時間の流れが遅く、重く感じる。




『…るい、俺は学校とアキラさんに連絡入れてくる』




俺が席を立つと、るいは小さく頷いた。



こんなに弱々しいるいを見たのは初めてだ。




俺は、携帯の使える場所で連絡を済ませすぐに待合室へ戻った。





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