また逢う日まで
「先生。言いにくいのですが今の内容を少し色付けていただけないでしょうか?そうすればファンももっと増えますし、先生の作品が今以上に陽の目を浴びるんですよ!」


「で?」


八雲は冷ややかな目で担当者に問う。



「は?いや。その…。」

「鈴木君。今俺は何してるかわかる?」



担当の鈴木の言葉を遮り八雲は眉間に皺を寄せていた。

< 3 / 93 >

この作品をシェア

pagetop