また逢う日まで
僅夏は蓮華を迎えに行かせ、2人が離れにやって来た。



「うちをお呼びやって?何です?」


ケラケラしながら僅夏のいる部屋に入ってきた。


僅夏の傍には槿が立っていた。



「よぅ来た。まぁ。座りなさい。」


「ほな。」



用意してあった座布団に腰を下ろす。


「2人は下がれ。」


「はい。」


「失礼します。」


槿と蓮華に席を外すように促すとさっさと部屋を出ていった。

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