また逢う日まで
「あや?もう来てはったん?」


「さっ!さささ薩摩さん!?何ですか!その格好はぁ!」


薩摩はバスタオル一枚を纏っているだけ。

世の男性からしてみたら嬉しいシチュエーション。



「何かて?お風呂いただいてたんや。勝手に使うてすんまへん。さっぱりしたわ。」



"つうか、目のやり場に困るんですけど!誘っているわけじゃないよな?!"



「いっ、いえ。いいですけど、早く服着てもらえますか?」


しどろもどろの八雲。



「あぁ。了解どす!ほな少し待っておくれやす。」



薩摩が返事をすると同時にバスタオルをはらり。


「わあぁぁ!ここじゃなくて別室でお願いします!」


目を閉じて叫ぶ八雲。

と、いきなりひどい耳鳴りがした。
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