風を切って走れ
遥「……何も知らないくせに…」
木「…あ?」
遥「何も知らないくせにぎゃあぎゃあうるせえんだよ
エリート高で陸上やってきて、突然この学校のこの部活にかかわって…
あなたに何がわかるのよ…!!!」
それだけいうと、私は部室を飛び出した。
何も知らないくせに。
何もわかっていないくせに
皆の声が後ろから聞こえてきたけど、それには構わず私は走り出した。
おちつくまで、一人になりたい…
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