風を切って走れ
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静「遥はねー、そのあと…
過去はもう振り返らない、あたしはいつでも笑っていられるような部長でいるから
って、言ったんだ。」
武「何でもかんでもすぐ一人で抱え込む。
全部あいつの悪い癖だ…!」
気づけば俺は走り出していた。
自分の放った言葉はとても無責任で…
彼女を傷つけてしまった。
それは、まぎれもない事実で。
何よりも早く、謝らなくてはと思った。
一体、彼女は…
篠木は。
木「…どこにいるんだ…っ!」
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