風を切って走れ
途中まで一緒に来ていた皆と別れ、クラスに入る。
ギリギリ間に合って、息を切らしながら席に着いた。
?「おはよー、遥。
今日も安定の遅刻ギリギリ登校ね」
私に話しかけたのは、如月海雪(キサラギ ミユキ)。
彼女は1年の時からクラスが一緒でかなり仲がいい。ちなみに今は席が前後。そういえば、毎回席前後だよね?
なんでだr(海「遥。そうゆうのは深く考えちゃダメ」
遥「スミマセンデシタ」
わかったと思うけど海雪はこうゆう人です。黒…いや、なんでもない。
チャイムがなるまで、談笑をしていた。
正直、もうあの男の子のことはすっかり忘れていた…。
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