禁断の惨劇
『うん…』
なんか悲しそうだなぁ。
『俺等でその呪い的なの消しちゃわね?』
雅樹…マジで言ってるのかよ。
『さんせーい!』
『……』
『アレ?お前だけ乗り気じゃないな?
怖いとか!?』
『アホ!!怖くねーよ
腹が痛かったんだ!!』
『じゃあ、賛成か?』
仕方ねぇ…
拒否しても無理矢理付き合わせるくせによ。
『わかったよ』
『よし決定!!』
『…で、どこ行くんだよ』
『あぁ、放課後に図書室集合で』
『りょーかい』
―…キンコーンカンコーン
ふぅ。めんどくせー学校がやっと終わったか。
俺…大学とか行けるのだろうか…。
雅樹は絶対行けるだろうな…。