禁断の惨劇


『うん…』


なんか悲しそうだなぁ。


『俺等でその呪い的なの消しちゃわね?』


雅樹…マジで言ってるのかよ。


『さんせーい!』



『……』



『アレ?お前だけ乗り気じゃないな?
怖いとか!?』



『アホ!!怖くねーよ
腹が痛かったんだ!!』



『じゃあ、賛成か?』


仕方ねぇ…
拒否しても無理矢理付き合わせるくせによ。


『わかったよ』



『よし決定!!』



『…で、どこ行くんだよ』



『あぁ、放課後に図書室集合で』



『りょーかい』






―…キンコーンカンコーン




ふぅ。めんどくせー学校がやっと終わったか。

俺…大学とか行けるのだろうか…。

雅樹は絶対行けるだろうな…。
< 13 / 30 >

この作品をシェア

pagetop