禁断の惨劇
『俺はマジで言ってる
パソコンの情報では【あいつ】の死体は村に埋められているらしい
しかも、その村の住民はあいつの力でみんな狂ってるらしい…
その村の祠に札があり
その札を奴の死体に付ければ成仏し、高校での惨劇は止められるらしい』
『その村の話俺もパソコンで見たぞ!』
…店長が言うならマジだろう。
『店長まで…
なら信じるしかねぇな!
んで…あいつをぶっ倒してやろうじゃねーの!!!!』
『俺も賛成だ!』
『じゃあ決まりだな!
っと…聡!
蓮の奴を呼んでくれないか!?
あいつがいると力になる
体もでけぇし強いし』
『あぁ、了解
電話してくるわ!』
『うむ頼んだ!』
…蓮。懐かしい名前だ。
あいつは今なにやってんだろうか。
『で、その村にいつ行くんだ?』
『今日』
『OK!今日な今日…今日…ん?
今日かよ!!!』
『あぁ、一刻も早く惨劇を止めたいからな』
『それは聡にも言ってるのか?』
『言ったら
よっしゃあ!
早くあいつ倒したるぜ!
とか言ってた』
…あいつらしいな。
ま、そこが良いところなんだが。