夜の形
メールを交換するようになり彼は次は同伴しよう、今夜どう?と送って来た。
営業…か。
少し痛かったが分かったと送りお客の元へ向かう。

約束の時間。
駅で待ち合わせた私を待ち受けたのは高級車では無いが綺麗に手入れされているワンボックス。
ドアを開けると彼は私服だった。

疑問だらけだった。
これから仕事でしょ?
同伴?



ドアを開けたままつったっている私に彼は気まずそうにホスト辞めた。と言った。


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