ひまわり
いつもいつも、あたしの中途半端な行動で、こんなにも、人を傷つけてしまう。
なんで、こうもうまくいかないの?
どうして、いつもこうなってしまうの?
みんな大切で、あたしなりに守りたいと思っているのに。
あたしの気持ちだけを優先して動いてしまったせいで、あたしは同時に二人の心に傷をつけてしまった。
あたしは、これからどうすればいい?
どうするのが、一番よかったのかな。
あたしに、選択肢はあった?
胃がキリリと痛んだ。
あたし達の言い争いを見ていた数人のクラスメートが、鋭い視線を向けながらヒソヒソと話し出す。
ある程度は真実で、けれど、殆どがありもしない作り話し。
気づいた時には、噂が大きく膨れ上り、事が大きくなっていた。