恋愛中毒



「姉貴は…その男の事好きな訳?」


「好きって気持ち…か」


「ないなら…簡単につきあわないほうが良いと思う。軽い気持ちでつきあって、上手くいくわけないしさ」


頼むから―

他の男とつきあわないで

俺―

おかしくなりそう


「そうだよね♪明日ちゃんと返事するよ。ありがとう、陸」


「うん」


「じゃあ、おやすみ」


姉貴―なんでそんなに無防備なんだよ。


いつか、姉貴にも大切な男ができて



手つないで―




キスして―



セックスして―


悪いことばかりで俺の理性は爆発寸前だった。


俺は

『異常』だ

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