☆俺様King★
「…キングは
女の子の軍団に戻ったら?
大人気でしょ?」
嫌味も込めて
言ってやった。
のに…しーは…
「へー、妬いてるんだ」
…どこまで自惚れてんの?
コイツは…。
「妬くわけないでしょ!
しーなんて嫌いだもん」
私はぷいと
横を向く。
「俺は妬いてる」
「え…」
「十彌と仲よさそうだな」
…や、妬いてるって…十彌に?!
ってことは…
しーは私のことが…。
ドキドキが始まる。
「怜夢は
俺だけのもの…」
そう呟くと
しーは私を抱きしめた。
強く、強く。
「…なんだよ、
これ」
しーが
私の首元の
絆創膏を
触る。
や、やばい…。
キスマーク隠したって
ばれる!
「キスマーク隠したな?
…無駄、無駄
またつけてやるよ」
しーはにっこり
笑うと私の首元に唇をつける。
…やだ…。
なのに
声が出ない。
結局、私の首に
また新たにキスマークが
ついてしまった。
「慣れた?」
「な、なに言ってるのよ!」
「だって抵抗しなかったよな?
抱きしめても、
キスマークつけても…」
それは…。
「ようやく俺を好きに…」
「なってない!」
嫌いなはず
なのにさっきは
『嫌』って
感じなかった。
それに…
しー が
『妬いてる』
って言ったとき
心のどこかで
嬉しくなってる
私がいた。
…しー、
私をおかしくさせないで。
【04★俺だけ。END】
女の子の軍団に戻ったら?
大人気でしょ?」
嫌味も込めて
言ってやった。
のに…しーは…
「へー、妬いてるんだ」
…どこまで自惚れてんの?
コイツは…。
「妬くわけないでしょ!
しーなんて嫌いだもん」
私はぷいと
横を向く。
「俺は妬いてる」
「え…」
「十彌と仲よさそうだな」
…や、妬いてるって…十彌に?!
ってことは…
しーは私のことが…。
ドキドキが始まる。
「怜夢は
俺だけのもの…」
そう呟くと
しーは私を抱きしめた。
強く、強く。
「…なんだよ、
これ」
しーが
私の首元の
絆創膏を
触る。
や、やばい…。
キスマーク隠したって
ばれる!
「キスマーク隠したな?
…無駄、無駄
またつけてやるよ」
しーはにっこり
笑うと私の首元に唇をつける。
…やだ…。
なのに
声が出ない。
結局、私の首に
また新たにキスマークが
ついてしまった。
「慣れた?」
「な、なに言ってるのよ!」
「だって抵抗しなかったよな?
抱きしめても、
キスマークつけても…」
それは…。
「ようやく俺を好きに…」
「なってない!」
嫌いなはず
なのにさっきは
『嫌』って
感じなかった。
それに…
しー が
『妬いてる』
って言ったとき
心のどこかで
嬉しくなってる
私がいた。
…しー、
私をおかしくさせないで。
【04★俺だけ。END】