先生はホスト!?
この姿を一生見れないと
思うと寂しい。

けど健吾が決めたこと
私は何もいう権利がない。

お客さんも他のホストも
割れんばかりの拍手が
沸いていた。

私も一緒に拍手をしていた。

そして一緒に涙も流れた。

健吾はテーブルを回って
最後の接待をしていた。

私はカウンターに座っていた。
最後の姿を目に焼き付けて
控え室に行った。

私はやはり見ていられない。

健吾が好きだから・・・・

店が終わって恵子さんの
挨拶が始まった。
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