先生はホスト！？

面談

今日は、
大学を決める面談の日。

先生とは全く話せていない。

順番を待っていると
私の番がやってきた。

「岸本。大学どうする？
高田と同じ大学受けるか？」

「はい。
同じ大学受験します。」

「岸本。いや・・真由。
聞いてくれ。
やっぱり
お前の事諦められない。」

「無理だよ先生。
私の父は先生の家族の命を
奪ったよ。

そんな娘を好きになれないよ。
普通は。
先生の事は好きだよ。」

「だったら」

「ごめん。先生諦めて。
大学は進学しますので
お願いします。」

私は前と同じように
逃げるように教室を出て行った。

夏美と同じ大学に進学を決めた。