女神様の好奇心
「基本的に休日の朝8:00から夜の9:00までは勉強だから。」
机の前に貼ってある予定表?みたいなのを指差して言った。
「は?無理に決まってんじゃん!ご飯は!?いつ食べんの!?」
「ご飯はおばさんが、朝は7:00とお昼は12:30、夜は7:00に部屋の前に置いといてくれるから。」
机の上の教科書をまとめながらあっけからんと言う。
「え!?や…もしかしてだけどさ、一人で部屋で食べるわけ?」
さすがにそれはないよね?
別に家族で食べろとは言わないけどさ、せめてリビングに行くくらいは……ねぇ?
「そうだけど。」
当たり前じゃない。
とでも言いたげな表情で私を見た。
「えー…さみしー…。」