女神様の好奇心


笑顔で迎えてくれたお母さんはいつも通り、

「テストどうだったの?」

と聞き、私のカバンを受け取った。



隠していたテストを

「じゃーん!!優莉ねっ!クラスで1番だったんだよ!!先生にも誉められちゃった♪」

と、言いながらお母さんに突き出した。






私はお母さんが誉めてくれると思ってた。


いつもみたいに抱きしめて、頭を撫でながら。










でも、幼い私の耳に入った最初の言葉は━━━━








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