恋に恋する五秒前
弟の名前はハルカ。
前に女みたいな名前って笑われた!!と泣いていた時期があった。
その時は、暴れて大変だった。
「ただいまぁ~」ハルキとハルカの声がした。
(一緒に帰って来たみたい!!)
「ハナ~!!ご飯にするよ」ハルの声がして、急いで階段を下りてリビングに向かった。
(太田先生の話し言わなくちゃ!)
私は言うタイミングを探していた。
みんながご飯に箸をつけた時、
「あっ!あのさぁ…」みんなが私の顔を見た。
私が事情を話した。すると…
「嘘っ!?やったな!! でもなんで?!」とハルキが驚いたかのように言ってきた。
「私も分かんない。いきなり校内放送で呼び出しくらって、相談室に誘導されて言われたんだ!」私も焦って来て、何を言ってるんだか分からなくなってきた。
「で、ねぇちゃんokしたの??」ハルカが聞いてきた。
「家族と話しあって決めなさい! って…」手が軽く震えながら、オレンジジュースを飲んだ。
「ハナ!出るのよ!!お母さん、応援するからね!!」 とハルはガッツポーズをしていた。
「わんわん!」ハルトが吠えた。