にゃんことわんこ
わんこの戸惑い
目の前で俺の行く手を塞ぐ少女。
いつもと変わらない朝、そう思っていたが明らかにおかしい。
俺に話しかけることもせず後ろをついてくる。
それがすでに変だった。
いつもなら名前を呼んで勢いよく飛びついてくるはずなのに、今日はいつの間にかいてひっそりついてくる。
まあ付いてくるだけなら同じ学校だし特に気にすることもなかった。
けど、問題はあれだ。
「今日の授業は~~で、鉛筆消しゴム~~が晴れて太陽が~」
……この独り言。
文章成り立ってないから変というか不気味で突っ込むこともできない。