先輩とのラブストーリー
「えみ、遅~いま、先輩来てくれたからいいや」


「ごめん、咲」


「も~いいよ」


「先輩、優勝おめでとうございます」


先輩は、サッカーの関東大会で優勝した。


「サンキュー」


「きゃゃああ~」


「先輩は・・えっと、コーラとメロンソーダどっちにしますか?」


「えみはどっち?」


先輩は私に顔を近づけて呟いた。


「え、えっと・・メロンソーダ?」


「じゃぁー俺もメロンソーダ」


先輩の笑顔は私の宝物だった・・。


「は、はいメロンソーダです」


「えみ、緊張してる(笑)可愛い」


「・・・・」



「えみ、俺と付き合わない?もう、10年待ってたんだぜ?」


え


「先輩」


「俺はずっと、えみが好きだった・・」


私の顔は赤くなっていった。


「私・・先輩が好き」


先輩には知って欲しかったの・・。



先輩は私を抱きしめた。


「俺ら真剣に付き合おぜ」



私は、首を縦に振った。

「うちなんかでいいんですか」


「馬鹿(笑)こんな可愛い女いっかよ(笑)」

「先輩、大好き」


こうして、私と先輩は「カレカノ」になったんだ・・。
< 6 / 13 >

この作品をシェア

pagetop