ぼくがママ
ある日
ぼくはママとかいものに出かけた
ママはぼくに言った
『ともだちがほしい?』
ぼくは答えた
『ほしいよ』
ママは
どうぶつがたくさんいるお店につれていってくれた
ぼくは
いぬやねこ、うさぎ
いろんなどうぶつと目をあわせた
『ともだちになれそうな子がいる?』
ママはずっとそのお店で
ぼくの目を見ていた
『ぼく、この子がいいな』
ぼくはそのお店の中でいちばん小さなどうぶつをゆびさした