恋愛クリニック部【修正中】
私はどうにもやるせない思いで、その場から去っていった。
そう、確かにこれは青木先輩と双葉先輩の問題だし。
私たちが何をいっても無駄なんだろう。
それはわかる。
……でも、そんなの関係ね〜!!
私はまだ入部して日も浅いけど、恋愛クリニック部なんだ!
あなたのお悩み何でも聞きますの恋愛クリニック部なんだ。
お節介上等!
余計なお世話上等!!
目の前に恋で苦しむ人がいるってのに、ほっとくなんてできるか!!
「………うっしゃ!!」
気合いを入れ直し、右手を握りしめ、空高らかに突き上げた。
「と、朋?!」
勿論隣にいた宮城は、私の決意なんて知ってるわけもなくって、いきなりの行動に目を見開き、驚いた。