恋愛クリニック部【修正中】

再び靴を履き、美鈴先輩や中井先輩のいる海に向かおうとすると、2階から声が聞こえてきた。



「その必要はない。
俺たちはズレなんてない。これが一番いい方法なんだ」

と言いながらマッチョ青木先輩が2階から降りてきた。


「どういうことですか?」

勝手に口が開いていた。



「どうもこうも…俺は、これ以上は何も話すつもりはない」


それだけ言うと再び青木先輩は2階へと姿を消した。


「……なんで?」


私と部長は顔を見合わせたまま、しばらくその場から動けなくなった。
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