恋愛クリニック部【修正中】
「双葉…俺、お前のことがすっげぇ好きだ。
ずっと好きだった。
付き合ってくれませんか?」
「私だって、ずっとずっと…龍のこと想ってきたんだよ…。
こちらこそ、よろしくお願いします」
と頭を下げる双葉がものすごく好きで、可愛くて…もう、こいつを傷つけることはしたくないと強く思った。
やっぱり俺には双葉がそばにいてくれないとダメみたいだ。
「…ゆくゆくは俺の奥さんになってください」
「……はい」
こうして俺たちは初めて手を繋ぎ、花火で騒いでいる彼らをずっと見ていた。
親が決めた結婚だけど、俺は双葉のことが好きだし、親同士が仲良くなかったら、双葉と話すこともなかったかもしれない。
もし、そうなっていたら…俺はこんな気持ちを知らずに生きていたのかもしれない。
こんなに弱っちい俺だけど、お前の笑顔を守るために強くなりたい。
お前とずっと一緒にいたいから強くなりたい。
双葉の存在は、俺を強くしてくれる…
2度と手放したくない、大切な人だよ、お前は。