恋愛クリニック部【修正中】

【番外編3】その後の恋愛クリニック部は


「ちぇ〜…絶対取れると思ったのに」


私は今、見事に散らばった花火の残骸を集めていた。



「ほらっ。早く片付けて家に帰りましょうね」


ブラックな笑顔で見下す、その人物は……インテリメガネ〜山田〜〜!!!



そう!
結局、パラシュートを手に取ったのはインテリメガネ山田だったのだ。


インテリメガネはメガネを外すと脅威のスピードを出せるらしい。



そのスピードはバイクがノリに乗っている状態よりも速かった。



普通、メガネ外したら見えなくなるはずなのに…インテリメガネは心の目でパラシュートを見たらしい。



「働け…愚民どもが…」

ポツリと悪魔の口から漏れたのを私は聞き漏らさなかった。
< 184 / 254 >

この作品をシェア

pagetop