恋愛クリニック部【修正中】
部長さんは涙目になって
「あ〜……ははははは。いいんだよ。
…女だよね…普通、女がいいよね……。
圭吾〜…今日美鈴は?」と小さな声で言った。
圭吾と呼ばれて、答えたのはインテリメガネだった。
「美鈴は委員会。遅刻するって今朝言っていただろう?」
「あ〜……そうか…そうだったな。
すいませんが、もうしばらくここで待っていてくれますか?
紅茶でも出しますんで」
部長さんはどんどん弱々しくなっていく。
プラス
インテリメガネとサラサラ髪の男の子がこちらを見ている。
『あとが面倒だから、今話してやってよ』と訴えるような瞳で……。
「あっ!あの…!
私、部長さんに話を聞いてもらいたいなぁ〜……なんて」
って、何で私が、こんな気を遣わなきゃいけないの?!
しかし、この部長さんには効果があったらしい。
「そうかい!!僕に話してくれるかい?!よかった!
僕はこう見えて大の恋愛話好きでねぇ?。この部を作ったのも、そのためなんだ」
「…はぁ……」
見る見る元気になっていく部長さんをみていると、変な部に来ちゃったなぁ。って思ってしまう。
やっぱりこの部長さんバ……能天気なんだ。