恋愛クリニック部【修正中】
「やばいかも…」
どういうものか、人間というのは一人になると独り言がかなり増えるようになっているらしい。
一人でぶつぶつぶつぶつと唱えていた。
でも、動かないことには何も解決しない。
それは経験上知っている。
私は意を決して、林君の入っていったラーメン屋に入ることにした。
ガラガラ
「いらっしゃー…い?!高畑?!?!」
「……林…くん………なにしてんの??」
店に入ると、そこには、エプロン姿の林君がいた。
「…何って…バイト?」
「…へぇ〜……」
「高畑こそ、なにしてんの??」
まさか、アナタを尾行してましたとは言えない。
「あ〜…食事?」
我ながら、苦しい言い訳!!!!
「ふ〜ん。で、何にしますか??」
林君の疑うような目が痛い…。
「……醤油ラーメンをください。」
「少々お待ちください」
注文をきいた林君はさっさと中へ入っていってしまった。