恋愛クリニック部【修正中】
「で、アナタの恋愛の悩みは何ですか?」
再び瞳の輝きを取り戻した部長さんはキラキラした瞳で聞いてくる。
ゴクリ……
「あの…実は……」
ガチャン!!
「ちゅっす!!遅れましたぁ〜!!」
私の言葉は呆気なく、ドアの音にかき消された。
ドアの前で靴を脱ぐ女の人は今朝トイレで話した綺麗な女の子だった。
「……どうしたんですか?」
この部屋にいる全員が黙って女の子を見つめ、一挙一動に注目した。
それに気付いた女の子は、目を丸くして周りを見渡すが、私に気付くと、そりゃぁもう、有り得ないほど笑顔になって、その笑顔は眩しいくらいに輝いていた。
「あらっ!今朝の!!きてくれたのね!!」
嬉しいわと両手で握手を求めて来られても、いまいち状況が理解できない私は人形のように動きが悪かっただろう。
「あの…なんでここに?」
「あらっ?言ってなかったっけ?私、恋愛クリニック部なの」
「…………」
なんじゃそりゃ!!
Σ(゚□゚;)
あまりの衝撃に私の脳は数分、フリーズした。