恋愛クリニック部【修正中】



「…何か見えてきた?」

ジュースを飲む友人の顔は何でも知っていると言いたげな顔だった。


「見えてきたよ?はっきり見えた」


「そう」


友人は微笑み、ケータイに目線を移すと、カチカチと触りだした。



そんな友人に私は
「協力してよね?」
と悪巧みを考えた子供のように微笑んだ。
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