恋愛クリニック部【修正中】
「こんにちわ〜」
声を聞いただけでドキンと心臓が飛び出そうなほど胸が鳴る。
そう、大好きで愛しすぎる彼だ。
「あっ!!宮城君、ちょうどよかった。
彼女に紅茶でも淹れて差し上げて」
のほほんとした人がにこやかに言う。
………そんな、宮城君が淹れてくれた紅茶を飲むなんて…いいんですか?!
そんなことされたら、私…
多分発狂しますよ??
「どうぞ」
目の前にティーカップを置き、ニコッと微笑む彼…いい!!
「あ…ありがとう」
うわ〜。なんか緊張するかも。
緊張しながら彼に淹れてもらった紅茶を一口流し込む。
「おいしいです」
本当は緊張のせいで味なんかわからなかったけど。
彼は安堵の表情を浮かべ、
「よかった」
と微笑んだ。
その顔はまさしく写真に収めたくなるくらい可愛らしい笑顔で、私の心をグッと掴まれたようだった。