恋愛クリニック部【修正中】
彼は手にしていたフライドポテトを口の中に入れると、首を傾げ考え始めた。
「…どこって言われてもなぁ。
…普段はからかい甲斐があって、少しでもいじめると泣きそうになるんだよ。
そんなところが最初は可愛いじゃんって思ってたんだけど、俺の前では絶対に泣かないの。
トイレに駆け込んで泣き喚いて。
で、教室に入ったら、ケロッとした顔してんだよ。
なんかコイツやるじゃんとか思って、どんどん朋のことが知りたくなったんだよね。
そしたらさ、普段泣いてるだけだとか思ってたら、突然キレるんだ!
そのキレっぷりがアッパレというか何ていうか、気持ちいいんだよね。
かっこいいんだよ。
……かと思えば、俺の名前呼ぶのに顔真っ赤にしたり…
百面相っていうのかな?
色んな朋の姿を見て、それにいちいち感動して…
なんか、ずっと見てたいって思うんだよね」
……完全にダメだ。