恋愛クリニック部【修正中】
だけど、そんな短時間に心臓がおさまる訳もなく、
「みっ、宮城!
…あ、あああああああんたっ!いきなり話しかけないでよ!!ビックリするじゃん」
「どもりすぎだし!!
おはよう、朋。
いやぁ〜、清々しい朝ですね?」
……あなたが一番清々しいです!!(バカ1名)
眉をハの字に垂して、クククと笑いを噛み締める宮城が可愛い。
男の子に可愛いって変かもしれないけど、でも可愛いく思える。
私、今、宮城と話してんだよね?
胸のドキドキは静まることなく、宮城の動きや言葉に反応していく。
「……で、誰に会いたいの?」
それは、あなたですよ!!
でも素直になれない。
「別に!み、みみ宮城には関係ないことなの!」
「怪しい…まぁ言いたくないならいいけどさ。
俺が話しかけるまで、朋の目、半開きで怖かったから。一応共学なんだし、そういうの気をつけた方がいいぞ(笑)
お前、このままだと彼氏できずに卒業だぞ」
彼は…宮城は再びイタズラな笑顔を見せると、自分の席へと向かった。