恋愛クリニック部【修正中】

高まる鼓動を感じながら、私は教室のドアの前に立っていた。


軽く深呼吸を繰り返す。



この姿を見て宮城はなんて言うだろう。


宮城は私のこと、どう思うんだろう？


す…好きになってくれたらいいな♪

なーんて。




ガラガラガラ

「おっ！おはよう！！！」


クラス中に聞こえるような大きな声で叫ぶ。


みんなが声のした方…つまり、私の方を見た。



………。




ここでも無反応かよ！



「あの〜？？」

お願いだから何か言って…。


「え〜！？！？朋！？！？」
「どうしたの？！」
「かっわい〜！」


次々に発せられる言葉の数々。



しかし、そこに宮城の姿はなかった。



「ちょっと…イメチェンかな？」


みんなにそれだけ言って、宮城の元に向かった。

ドキドキ…ドキドキ…
胸を高鳴らせながら。


アナタの後ろ姿を追いかけた。