恋愛クリニック部【修正中】
「似合わねぇ。
ってか、お前、昨日部活休んで何してたわけ?
まさか、サボって色気づいてたわけ?お前って、そんな奴なんだ。」
…軽蔑した目。
ダメだ。嫌われた。
「……ご、ごめんなさい。」
クラス中が静まりかえり、私たちの言葉だけが響きわたった。
瞳には涙が溜まっていた。まばたきをすれば溢れて出てきそうだ。
「じゃ…私、席に戻るから…。」
声が震えているのが分かった。
お願い…宮城。私を嫌いにならないで。
そのまま席に着いた私は机に突っ伏し時間がすぎるのを待った。