恋愛クリニック部【修正中】
「わかりました!…で?私、これからどうすれば?」

「まずは、筋トレだな。筋肉を愛する者はプロテインを愛す。」


いやいや、プロテイン関係ないから!



「そうねぇ〜…まずは少女マンガでも読んでみる?乙女の気持ちがまる分かりよ?」

乙女の気持ちじゃなくて男の気持ちがわかりたいです。


「まったく…バカはバカな考えしか浮かばないんだな。」

インテリ!!こんな時は、ちょっとムカつくけどインテリだ!

頭がいいんだろ?なら、素敵なアイデアをくれるよね?期待してもいいよね?





「韓国映画を観るに限るだろう。」

…こいつもバカだ。


ドンドン…


部室のドアをノック?というか叩き壊すような音が聞こえる。


「はいはい」とおばさんのように小声で呟きながら部長がドアを開けた。

もう何も言うまい。
何もツッコまない。



ギィ〜…

扉の向こうに立っていたのは練習着姿でハァハァと息を切らした宮城だった。


「ハァ…ハァ…あんた、ここの部長?」


額の汗が光る。

決してハゲてるわけではない。
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