恋愛クリニック部【修正中】


「お前には俺が1番合うんだよ。あんな奴忘れちまえ。」


宮城は私をギュッと包み込むように抱きしめた。
体が熱い。



「…宮城?」

これは夢?


「何も言うな。分かってるから。」


………??
わかってる??



「…本当にわかってる?」



「わかってる。お前のことなら何でも。」


あんなにケンカしたのに?
宮城は何をわかっているんだろう?


大体、宮城が他の女と仲良くしたりするから、こんなことになってるって言うのに…


抱きしめられた腕を引き離す。



「宮城…お前は何にもわかってなぁ〜い!!!!!!!」


私は……キレた。



「?!?!?!」


「“あんな奴忘れちまえ”だぁ〜?
誰の話しとんねん!」

「と、朋?」

「はよ言いなさいよ!
誰と勘違いしとんねん!こらー!!!」

「ぶ、部長…?」

「はぁ?!
なんで部長さんがでてくんねん!おかしいやろ?!」

宮城の目は完全に怯えていた。
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