恋愛クリニック部【修正中】

「だって…バスケしてたら、朋がクリニック部の部室の前で泣いてたってきいて…
なんか、相手が部長って…」

「はっきり喋らんかい！！
そんな小さい声じゃ聞こえんなぁ！！！」

「朋は！！部長のことが好きなんだろ？
だから、急に色気づいたり、バスケよりクリニック部の方に行ったりしてたんだろ？！」

「何でそうなんねん！！
あんた、自分が何したか忘れとんのか！！」

「えっ？？俺？？
俺…朋に何かした？」

「はぁ？！人が化粧したら、似合わへん言うてやで？挙句の果てには女の子と楽しそうにお喋りして…」


思い出したらまた涙が…



「…ふっ……ふぇ…」

「ちょっ…ちょっと待って！朋を泣かしてたのって俺？！え〜？！」

「何が分かってるよ？！
私がどれだけ、あんたを好きかも。
あんたの為に変わろうとしたかも。
あんたの一言で傷ついたのかも全然…これっぽっちも、微塵もカケラもわかってないやろ？！」

「えっ？えっ？？」

「お前が好きやって言うとんねん！ちゃんと聞いとけよ！」

「えっ？…俺も？」

「なんで疑問系やねん！はっきりしーや！」

「おっ！俺も朋が好き！！」

「おぉ〜〜！！」