恋愛クリニック部【修正中】

恋愛クリニック部(裏)

それはそれは…朋と宮城の入部が決まった後のことだ。


気になったことを聞いてみた。



「そういえば、何で私たちが入部なんですか?

だってよく考えたら、私たち…その…両思いでしたし。

外見を変えてもらっただけじゃないですか。」



言い方がまずかった。
それに気付いたのは後のこと。



「え?何言ってんの?
僕たち、かなり君たちをサポートしてたんだけど?ねぇ?部長!」



可愛い顔を少し歪ませ、不機嫌に中井先輩が部長さんに話しかける。



「そうですねぇ。我々が何もしていないと思われるのは少し心外ですね。」


「え〜…じゃあ外見以外に何をしてたんですか?」

少し呆れたように言い放った。
本当は何もしてないんじゃないの?と疑っていたからだ。


「そうですね…どこから話しましょうか…」

部長さんは遠い目をしていた。
まるで、小さな子に昔話を聞かせるかのように。

「もう最初から話しちゃいましょうよ♪」

きれいな顔を更に輝かせ、美鈴先輩は全員分のお茶を淹れて目の前に出した。


「そうですね、美鈴の言うように始めから話しましょうか…」

その暑いお茶を両手に包み込むように持ち話しだした。
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