恋愛クリニック部【修正中】
少年の話す言葉の一つ一つに苛立ちを感じる。
『てめぇ!!男ならはっきり話しやがれってんだ!ばかやろうコノヤロウが!』
と思わず言ってしまいそうになったが、そんな気持ちを抑えながら、天使の笑顔プラス左眉の上に青筋をたて、事の成り行きについて聞いた。
少年は、好きな子がいるのだがついつい苛めてしまうのだと話してくれた。
その話を聞いて、「お前は小学生か」と突っ込みたくもなったが、それも抑えた。
「少年、名前は?」
美鈴は半べそで俯く少年に訊ねた。
まるで非行少年に名前を訪ねる警察官のようだ。
ここで会ったのも何かの縁ってやつだ。名前を聞いても損はない。
「宮城…。」
少年はそれだけ答え教室の中に入っていった。
美鈴は名前を聞いてから女の子が向かったトイレに急いだ。
美鈴の考えが正しければ、この二人はいいカモだからだ。
二人…新入部員が必要なのも二人…。
コレは手間が省ける。
この二人に恋愛クリニック部に入ってもらおう。
美鈴はニヤニヤ笑いながらトイレへの扉を開いたのでした。
『てめぇ!!男ならはっきり話しやがれってんだ!ばかやろうコノヤロウが!』
と思わず言ってしまいそうになったが、そんな気持ちを抑えながら、天使の笑顔プラス左眉の上に青筋をたて、事の成り行きについて聞いた。
少年は、好きな子がいるのだがついつい苛めてしまうのだと話してくれた。
その話を聞いて、「お前は小学生か」と突っ込みたくもなったが、それも抑えた。
「少年、名前は?」
美鈴は半べそで俯く少年に訊ねた。
まるで非行少年に名前を訪ねる警察官のようだ。
ここで会ったのも何かの縁ってやつだ。名前を聞いても損はない。
「宮城…。」
少年はそれだけ答え教室の中に入っていった。
美鈴は名前を聞いてから女の子が向かったトイレに急いだ。
美鈴の考えが正しければ、この二人はいいカモだからだ。
二人…新入部員が必要なのも二人…。
コレは手間が省ける。
この二人に恋愛クリニック部に入ってもらおう。
美鈴はニヤニヤ笑いながらトイレへの扉を開いたのでした。