恋愛クリニック部【修正中】
もう一人の先輩、部長はというと…青木と放送室ジャックをしていた。
朝の放送室は思ったとおり誰もいなかった。
一気に恋愛クリニック部を宣伝し、部員もゲット!と思っていた部長は不適な笑みを浮かべて放送部に入った。
が、すぐに後悔した。
機械とは無縁の青木に部長だ。…操作の仕方が分からない。
「え〜っと…どこをどうすればいいんだろう?」
無駄だとわかっていたが青木に聞いてみる。
「…。」
「だよな。仕方ない。部に戻りましょうか。」
直立不動。
微動だにしない青木に話しかけるが動く気配はなかった。
青木の手を取り、帰るという主張をした時、ようやく青木が動いた。
「…今、中井に電話する。」
機械に強い中井に連絡をすると言い出す青木に部長は目を輝かせ、「でかした!」と叫んでいた。
中井に電話をかけ、中井から放送の仕方を聞く部長。
そして、そんな部長の姿を遠くで見守る青木の目は、子供を見守る親のようだった。
「…お前、よく見てないのに、使い方がわかるな。」
電話を肩にはさみ操作をしていた部長は中井に感心した。
朝の放送室は思ったとおり誰もいなかった。
一気に恋愛クリニック部を宣伝し、部員もゲット!と思っていた部長は不適な笑みを浮かべて放送部に入った。
が、すぐに後悔した。
機械とは無縁の青木に部長だ。…操作の仕方が分からない。
「え〜っと…どこをどうすればいいんだろう?」
無駄だとわかっていたが青木に聞いてみる。
「…。」
「だよな。仕方ない。部に戻りましょうか。」
直立不動。
微動だにしない青木に話しかけるが動く気配はなかった。
青木の手を取り、帰るという主張をした時、ようやく青木が動いた。
「…今、中井に電話する。」
機械に強い中井に連絡をすると言い出す青木に部長は目を輝かせ、「でかした!」と叫んでいた。
中井に電話をかけ、中井から放送の仕方を聞く部長。
そして、そんな部長の姿を遠くで見守る青木の目は、子供を見守る親のようだった。
「…お前、よく見てないのに、使い方がわかるな。」
電話を肩にはさみ操作をしていた部長は中井に感心した。