恋愛クリニック部【修正中】


「ザザー…あー、あー……全校生徒のみなさん。はじめまして。“恋愛クリニック部”です。

えーっと…みなさん…恋、してますか?

我ら“恋愛クリニック部”では恋についてのお悩み何でもおききします!

恋に悩んでるアナタ!恋に傷ついたアナタ!温かい紅茶を飲みながらお話しませんか?」



そこまで紙に書かれた言葉を発すると背後に青木の声が聞こえた。


「ぶ…部長…来ました!!急いでください。」



部長はマイクを切ることも忘れ…


「…うわっ!!もう先生来た!!やっべ!!

龍!!しっかり押さえとけ!!!

無事に言い終えられたら…エロ本でも何でも貸してやるから!」


と暴言を吐いたのだった。

そして、暴言を吐いたことにも気付かずに、

「…えっと!!
そうっ!放課後、校舎横にある“恋愛クリニック部室”でアナタが来るのを待ってます!

…これで大丈夫かな?

よしっ!逃げるぞ!!ブツッ」


というミスを犯し、青木と逃亡したのだった。


先生から逃げるのに必死だったため、周りを気にせず走っていた二人。


部室へと向かっていたが…青木にアクシンデントが起こった。


足を滑らせて池に落ちたのだ。
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