恋愛クリニック部【修正中】
「龍っ!!」
「ぶ…部長…!
最後にこれだけは言わせてください!!!
……俺…泳げません…
ぶくぶくぶ…」
「りゅうーーー!!!!!!」
マッチョ青木の外見からは想像できない意外な苦手分野と、池の鯉につつかれている姿を見て、部長は目頭を熱くしたのだった。
「くっ…お前のことは絶対に忘れないから!!」
後ろを振り返ってはいけない。
部長である僕は最後まで任務を遂行しなければいけないのだ。
「さらばっ!」
先生がはぁはぁと息を切らしながら走っている姿を目にした部長は涙を拭い、走り出したのだ。
龍…すまん。
その後、追ってきた先生によってマッチョ青木は池から助け出された。
そして、マッチョ青木は保健室で制服を着替えていると、体に火照りを感じ体温計で熱を測ったら38度あったので早退したのだった。
そう、マッチョ青木は、見た目はマッチョだが、実は病弱な奴だったのだ。
そんなこんなで4人になった恋愛クリニック部は各々の結果報告などを交わし解散したのだった。