恋愛クリニック部【修正中】
そして、中井に脅されたバスケ部員は宮城に言いつけを守り、宮城に伝えたのだった。
そして、それを聞いた宮城は恋愛クリニック部の部室前に来て…あとはご存知のとおりだろう。
ひとしきり部員たちの活躍を聞いた朋は一言だけ言った。
「ってか、化粧して脅しただけじゃん。」
「そう思いたかったら思うがいい!!」
部長は子供のようにすねて部屋の隅で体育すわりをした。
「何さ!感謝してくれてもいいじゃないか!あんなこと言う子、部員にいりません!」
「まぁ…部長落ち着いて。
ほらっ!朋ちゃんいないと廃部になっちゃうし…。」
「…うわぁ〜ん。武〜!!!」
はぁ〜。これから毎日、この人達と一緒なのかと思うと自然に溜め息が出た。
「まぁまぁ。あんなおっさんはほっといて…」
美鈴先輩がココアを持って朋の近くの椅子に腰を降ろした。
「朋ちゃんって関西出身なの?」
「え?なんですか?それ?」
美鈴先輩の質問に思わず吹き出した。
「え?だって、怒ってた時、関西弁だったよ?」