愛しの王子様☆


「…………ぷっ」



王子が吹き出して笑う姿を見て私もつられて笑った



「告白されて笑ったのは初めてだよ!」


「私だって、笑われたの初めて!」


「萌って俺の事好きだったんだ」


「…………うん」


「俺が麗花の話しするの嫌じゃなかった?」

「権勢が楽しそうに話して幸せそうだったから嫌じゃなかった」


「そっか。ありがとう」



そう言って私の頭を撫でてくれた

王子はズルい。どこまで王子を好きにさせるの?







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