繋いだ手を離さない
そして



(ピンポーン)


鳴ったと同時に瑠衣は玄関に走り出した

「おはようございます…怜哉さ…ま?…瑠衣ちゃん?」


ドアを開けた真弥が目の前の瑠衣を見て驚いていた


「ちょっと妬けるね朝から恋人待つみたいにソワソワしてたしね。瑠衣?」


「えっ…違います…話し聞きたくて」


瑠衣は真っ赤になりながら真弥を見つめる
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