繋いだ手を離さない
怜哉がニヤリと笑いながら真弥を見た


真弥も笑いながら、当たり前だと言っていた


「真弥、仕度するからちょっと待っててくれ」


怜哉は髪を整えてスーツを着た


瑠衣は前に真弥が持ってきてくれたパンツスーツを着て、長い髪を一つにまとめて軽く化粧をした


その姿を二人は声を出せずに見つめていた
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