繋いだ手を離さない
「でも…あの怜哉から…」


真弥は考え込んでしまったが尽かさず千明が口にした


「じゃあ、瑠衣ちゃん。私の家にお泊まりしよっ」


「えっ」


「はぁ?」


「社長には私とデートに行ったとでも言っといて。第一秘書なら大丈夫だよね」
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