繋いだ手を離さない
青龍華神
ーー…数週間後
いつもの朝を迎えた

(ピンポーン)


「おはようございます、怜哉様」


「はよ」


「早く支度して下さい。瑠衣はいますか?」


「あぁ、まだ寝てるんじゃ?」


前に朝一で瑠衣との時間を邪魔された怜哉はニヤリと笑いながら意味深な言葉を言うと


真弥は感づいて眉間にシワが寄った

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