繋いだ手を離さない
怜哉は眉間にしわを寄せて車を睨みつけ

真弥はただならぬ雰囲気に怜哉と瑠衣をかばうように前に出た


「千明、どういう事だ。そいつは誰だ」

「あの…」


千明が説明する前に後部座席の扉が開いた


中から1人の男が出てきた
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