繋いだ手を離さない
ホテルの従業員に案内されたのは接待などに使われる一室だった


中にはいると大きなソファーとテーブルしかなかった


そのソファーの真ん中に紅聖と怜哉が座った


明らかに不機嫌な紅聖、こんな質素な部屋なんて使った事がないからだ


「来るのは誰だ?」
紅聖が真弥に聞くと

「今日は俺達3人だけで話しするはずだったからこの部屋なんだ。で来るのは水嶋組の頭、紅聖少し我慢しろ」
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